新幹線の「向かい合わせ座席」は、グループ旅行で盛り上がる楽しいアレンジ方法として多くの方に支持されています。
もともとは家族連れや友人同士の旅を快適にするため、回転座席を使って対面になる形が主流でした。
しかし、コロナ禍が始まると一時期はグループ向けのボックス席状態が“禁止”となっていた時期もあり、意外に「いつ回転していいのか分からない」と戸惑う方が増えています。
本記事では、新幹線の向かい合わせを実現する具体的な方法から、3人や4人など人数別の座席選びのコツ、コロナ禍とその後の解禁に至る流れ、そして「のぞみ」など各路線における最新事情まで、幅広く網羅して解説します。
また、リクライニングと向かい合わせの両立や、予約時に確保するための豆知識など、読者の皆様が気になるポイントを分かりやすく紹介。
これを読めば、あなたの次回の新幹線旅が快適に、そしてより楽しいものになるはずです。
- 向かい合わせ座席を作る方法:回転座席の仕組みや注意点を解説
- コロナ禍で禁止措置後の解禁情報:最新ルールと現状を整理
- 3人・4人・6人など人数別の座席活用法:予約時に知っておきたいポイント
- マナーやトラブル回避策:リクライニングを含めた注意点
- のぞみを含む主要路線の向かい合わせ事情:路線ごとの特徴もフォロー
ここからは、実際に「新幹線で向かい合わせに座るにはどうすればいいの?」という疑問を中心に、知っておくと役立つ情報を順を追って解説していきます。
新幹線の座席を向かい合わせるメリット

新幹線を向かい合わせにすると、会話が弾むだけでなく、テーブルを挟んで飲食を楽しめるといったメリットがたくさんあります。
特に家族連れや友人同士での移動では、車窓を楽しみながら、駅弁やお菓子を広げてワイワイ過ごす時間は特別ですよね。
ところが、コロナが拡大した時期には「飛沫感染防止」の観点から座席を回転させての対面利用が一時禁止され、車内アナウンスでも注意を呼びかけられていました。
2023年以降は各JRグループが公式に「回転座席を使用することを制限しない」方針に戻し、向かい合わせが再び解禁されています。
この記事では、そんな新幹線の向かい合わせ事情を最新情報に基づいて解説しながら、回転座席の具体的な操作手順やリクライニングとの兼ね合いなど、より快適に楽しむための実践的なコツをお伝えします。
新幹線向かい合わせの魅力と座席の基本構造
新幹線の座席は、多くの場合「2列+3列」の配列になっています。
このうち、片側が2人掛け、もう片側が3人掛けという形です。
どの列車も座席が独立して回転する機能を持つため、乗車前や乗車後に自分たちでレバーを操作して回すことが可能です。
普通車でもグリーン車でも基本は同じ要領になっており、座席下部またはサイドにレバーがあり、それを引きながら座席そのものをぐるりと回すとロックが外れる仕組みです。
向かい合わせの最大の魅力は、対面で座れることで生まれる“コミュニケーションのしやすさ”と“空間の一体感”です。
旅の仲間同士なら、駅弁を広げて写真を撮ったり、ボードゲームを楽しんだり、思い出づくりにも最適。
さらにテーブルを共有する形になるため、複数の人が同時に荷物を広げて作業したり、タブレット端末を囲んで動画を鑑賞したりすることもスムーズです。
一方で、向かい合わせにした席は、背面テーブルの位置関係や足元スペースが通常の向きと異なります。
特に3人掛け側を回転させる場合、真ん中の席(B席)はテーブルの取り回しがやや難しいと感じる人もいるようです。
それでも、普段の横並びでは味わえない特別感があるため、新幹線旅行を思い出深いものにしてくれます。
座席回転機能は新幹線ならではの便利な装備ですので、ぜひ積極的に活用してみてください。
コロナ禍で禁止された「向かい合わせ」はいつ解禁された?
2020年春、JR東海は公式SNSで「座席を回転して向かい合わせで座る行為はお控えください」と呼びかけました(2020年5月15日ツイート)。
具体的に「禁止」という法的根拠があったわけではありませんが、JR各社の車内アナウンスや公式Webサイトで「回転座席の対面利用を控えてほしい」と案内され、事実上の自粛が行われていたのです。
その後、感染拡大防止策が長引き、マスク着用やアルコール消毒などと並んで「ボックス席にするのはできるだけ避けてください」という形が続きました。
しかし2023年3月以降、国によるマスク着用ルールの変更や感染症法上の位置づけ変更が行われたことで、鉄道会社も利用者への呼びかけを大幅に緩和し始めます。
JR東海やJR東日本ではホームページや乗車券販売サイトなどで「座席を回転して向かい合わせにすることへの自主的な制限は撤廃した」といった方針に言及。
実際に車内アナウンスからも「回転を控えるように」といった文言が消えました。
これを機に、向かい合わせの“解禁”ムードが本格化。
SNSでも「久しぶりに友達とボックス席で楽しめた!」「これぞ新幹線旅行の醍醐味」といった喜びの声が多数上がっています。
現時点では、車内で大声を出さない、マスクの着脱は個人の判断に任せる、といった基本的マナーを守りながらなら、誰でも自由に座席を回転させて向かい合わせを楽しめるようになっています。
図表① コロナ禍の「向かい合わせ自粛」経緯
| JR会社 | 自粛呼びかけ開始 | 解除日 | 解除時の公式コメント概要 | ソース |
| JR東海(東海道新幹線) | 2020年5月 | 2023/3/13 | マスク・会話控え同様「利用者判断」へ転換。座席回転呼びかけ打ち切り | ライブドアニュース、岐阜新聞デジタル |
| JR東日本(東北・上越・北陸ほか) | 2020年5月 | 2023/3/13 | マスク放送終了と同時に対面自粛の案内も終了 | 朝日新聞 |
| JR西日本(山陽・北陸西管内) | 2020年5月 | 2023/3/13 | 「車内での着席はお客様判断」へ変更 | How to. – 役に立ったり立たなかったり備忘録。 |
回転座席の操作方法と乗車前のチェックポイント
回転座席の操作手順は、新幹線各社でほぼ共通しています。
座席背もたれの下部や横側にある「回転用レバー」か「スイッチ」を引き(あるいは押しながら)、座席全体を進行方向の逆方向へぐるりと180度回すだけでOK。
ロックの感触がなくなると同時に座席がフリーに動くようになるので、ゆっくり力を入れて回せば比較的スムーズに向きを変えられます。
ただし、座席タイプによってレバーの位置が若干違う場合があるため、初めての方は少し戸惑うかもしれません。
乗車前にJR各社の公式サイトで「自分が乗る車両のシート構造」を確認しておくと安心です。
また、回転させる際には後ろや隣にいる人に「座席を回転しても良いでしょうか?」とひと声かけるなど、簡単なコミュニケーションをとるとトラブルを避けられます。
特に3列シート側を回転させる場合、前後の席同士が干渉する恐れがあるため注意が必要です。
乗車前のチェックポイントとしては、「何号車のどの席に座るか」をグループ全員で把握しておき、合流しやすい車両付近に集合することが挙げられます。
乗車してすぐに座席を回転させる際は、周りのお客さんや通路をふさがないよう配慮しましょう。
できれば、ある程度空いているタイミングを見計らって回すほうがスムーズに行えます。
リクライニングと向かい合わせを両立させるコツ
新幹線の座席は、基本的にリクライニング機能も備えています。
ただし、向かい合わせにした状態でリクライニングを倒すと、背面同士が干渉してしまい、ほとんど倒せないケースが多いです。
というのも、通常の横並びの配置では後ろに空間があるためある程度リクライニングできるのですが、向かい合わせではお互いのシートが背中合わせになり、傾ける角度が制限されるのです。
そこで、グループ全員がフルリクライニングをしたい場合には、そもそも向かい合わせを作らないほうが無難です。
むしろ、向かい合わせを楽しみたいタイミングだけシートを回転させ、休憩や仮眠したいときには元の向きに戻すといった工夫が考えられます。
ただし、乗車時間の途中で何度も座席を回転させるのは、周囲の乗客の迷惑になる恐れがあるため、操作するタイミングには注意しましょう。
また、グループ内でも「リクライニングを深く倒して休みたい人」と「向かい合わせでおしゃべりを楽しみたい人」がいる場合は、どちらかが譲り合う必要があるかもしれません。
特に4人グループなど、前後2列を回転させてボックス状にすると、前列のリクライニングと後列の背もたれが干渉しがち。
基本的には、「ボックス席状態=リクライニングは控えめになる」と考えるとよいでしょう。
のぞみを含む各路線の向かい合わせ事情
東海道・山陽新幹線の「のぞみ」はもちろんのこと、東北・北海道新幹線や北陸新幹線、九州新幹線などでも回転座席を採用している車両がほとんどです。
旧型車両を除き、新幹線の普通車やグリーン車は原則として向かい合わせにできるように設計されています。
ただし、列車の混雑状況や指定席の販売数によっては、隣や後方に他の乗客が座っている場合も多く、「座席回転OK!」の雰囲気ばかりではないかもしれません。
例えば「のぞみ」はビジネス客の利用が特に多い列車です。
出張中の方や単独乗車の方がほとんどという車両では、静かな空間を好む人もいて、向かい合わせにすることで周囲に迷惑をかける可能性もあります。
JR東海も公式に「他のお客様が不快に思われないよう配慮をお願いします」と案内しており、マナー意識が求められます。
一方、東北新幹線など観光客の利用が多い路線では、ファミリーや友人同士のグループ利用が顕著で、向かい合わせを楽しむ風景が比較的よく見られます。
ただし、自由席で空席を狙ってボックス席を作ろうとすると、途中駅で乗客が増えて座れなくなることも。
いずれにしても、「周囲への配慮」が欠かせないのが向かい合わせ利用のポイント。
のぞみでもその他の列車でも、トラブルを防ぐために、声かけと譲り合いが大切です。
図表② 主要新幹線車両の座席仕様比較
| 車両型式 | 配列(普通車) | シートピッチ 普通車 | シートピッチ グリーン | 回転機構 | 備考 |
| N700S/N700A | 2+3 | 1,040 mm | 1,160 mm | 全席独立回転 | N700Sは一部自動回転控えめ機構 |
| E5/H5系 | 3+2 | 1,040 mm | 1,160 mm | 全席独立回転 | グランクラス は 1,300 mm |
| E7/W7系 | 2+3 or 2+2 | 1,040 mm | 1,160 mm | 全席独立回転 | 上越線転用で普通車1,040 mm化 |
図表2 から分かる通り、ピッチはどの系列でも 1,040 mm 前後で揃っており、向かい合わせ時の足元スペースは路線間で大差ありません。
3人以上で楽しむ、新幹線向かい合わせで座るテクニック

ここからは、3人や4人、あるいは6人など複数人数で旅行する際に「新幹線を向かい合わせにして座りたい!」というニーズに焦点を当てます。
実際、グループ旅行の醍醐味はやはり移動中の会話や食事シーン。
向かい合わせ座席にすることで気軽にテーブルを囲めるため、乗車時間が一気に楽しいイベントタイムに変わります。
ただし、人数によって最適な座席配置は少しずつ異なりますし、予約段階や乗車後に注意したいマナーもあります。
ここでは、「どう予約すると良い?」「3人で向かい合わせは可能?」といった疑問に答えつつ、失敗しないテクニックを具体的に紹介していきます。
予約時に向かい合わせを確保する方法
新幹線は基本的に自由席と指定席があり、グループで向かい合わせを確保したいなら、指定席予約を活用するのが確実です。
オンライン予約サイト(例:JR東海エクスプレス予約、えきねっと、など)や旅行会社の窓口で「○号車の○列と○列を続けて4人分」「2列×3席を並びで確保」など、あらかじめ座席を選べるシステムが整っています。
予約の際は「前後に並ぶ席を2列分」取るのが鉄則。
例えば4人なら、座席番号が連続する2列を同じ車両内で押さえれば、乗車後すぐに片方の列を回転させて向かい合わせを作れます。
また、3列シートと2列シートのどちら側を使うかも大切です。
3列側はA・B・C席、2列側はD・E席といった形。
4人であれば、2列側を前後2セット取るのが使いやすいでしょう。
一方、6人なら3人掛け側を前後2列で予約すると、きれいにボックス席が2つ誕生します。
予約時点で席を回転させておくことはできませんが、「向かい合わせを作りやすい座席配置」を狙えば、車内でスムーズにアレンジできます。
特に週末や連休などは混雑が予想されるため、なるべく早めに席を押さえておくとともに、可能なら窓口で「向かい合わせにしやすい席をお願いします」と伝えてみましょう。
担当者の方が最適な号車や列番号を提案してくれる場合もあります。
3人から6人までの座席配置と注意点
「3人グループはどうやって座ればいい?」という声はよく聞かれます。
実は3人だけで向かい合わせを作ろうとすると、4人分のスペース(2人掛け×2人掛け、または3人掛け+1席余り)を必要とするため、残りの席に他の乗客が入ってくる可能性が生じます。
そのため、3人なら同じ列の3人掛け席(A・B・C席)を確保して横並びに座るのが最もトラブルが少ない方法です。
どうしても向かい合わせが良いなら、運よく4席(または6席)空いているエリアを独占できる場合に限り、周囲の状況を見つつ回転させましょう。
4人なら、2人掛け×2列を抑えて前列か後列のどちらかを回転させるのがおすすめ。
リクライニングの問題はあるものの、ボックス席として機能しやすく、テーブルや足元スペースも比較的確保しやすいです。
6人は3人掛け×2列をまるごと取れば、ぴったり6人で占有できるので非常に快適。
通路側席も含めてすべて味方なので、他の乗客との兼ね合いに気を使う必要がほとんどありません。
一方、5人の場合は5席を連続確保しても、微妙に1席分が余るため、ボックス席状態にしづらい側面があります。
このように、人数が偶数(4人や6人)であればボックス席が最適ですが、3人や5人といった半端な人数では、全員が必ずしも快適に向かい合わせを楽しめるとは限りません。
ここは予約段階でしっかり考え、必要に応じて横並びを優先するなど、柔軟に判断するといいでしょう。
図表③ 人数別おすすめ配置早見表(独自分析)
| 人数 | 推奨配置 | 向かい合わせ可否 | 注意点 |
| 3人 | 3人掛け1列 (ABC) | △ 原則しない | 1席余り→途中乗車リスク大 |
| 4人 | 2人掛け×2列 (DE×2) | ◎ | 前列 or 後列を180°回転 |
| 5人 | 2+3横並び (ABCDE) | △ | ボックス化は1席余り |
| 6人 | 3人掛け×2列 (ABC×2) | ◎ | 片列回転で広々ボックス |
遠慮やマナーを意識した座席回転のタイミング
向かい合わせを作るために座席を回転させる時、最も大切なのは周囲への配慮です。
新幹線の車内は、人の出入りもあれば手荷物を移動させる方もいます。
発車直後は指定席に座り直す乗客が通路を歩くことも多いので、大きく通路をふさぐような時間が長引くとトラブルの原因になりかねません。
おすすめのタイミングは、乗車してグループ全員が自分の席に到着し、周囲の混雑も落ち着いた頃です。
場合によっては、ドアが閉まって列車が動き始めた直後のほうが他の乗客の動きが少なくて回しやすいこともありますが、周りの様子を確認せずにガタガタと座席を回していると、思わぬ接触や迷惑が発生する恐れがあります。
また、必ずしも乗った瞬間に回さなくても良いという点も押さえておきましょう。
発車からしばらくして空いているタイミングが来てから回す、あるいは食事の時間帯だけ向かい合わせにするといった柔軟な使い方ができます。
どちらにしても、一声かけたり、手際よく作業したりすることで、「ちょっと回させていただきますね」と周囲と角を立てずにコミュニケーションが取れます。
席を回すのは簡単ですが、マナーへの気配りがさらに大事なのです。
乗客同士のトラブルを避けるコツ
グループ旅行で盛り上がりやすい反面、向かい合わせが引き起こすトラブルも時々耳にします。
たとえば、「自分が指定した座席に行ったら、見知らぬグループに勝手に回転されていて、向かい合わせの一角に組み込まれてしまった」というケース。
こうなると相手も「まさか指定席が埋まるとは思わなかった」と言うかもしれませんが、当事者にとっては大きなストレスです。
トラブルを避けるには、「周囲の空席を勝手に回転させない」「誰かの指定席を“使わせてもらっている”状態にならない」などの基本を守ることが第一。
また、回転させる前に、同じボックス内になる可能性のある席が指定済みかどうかも確認しておくと安心です。
もし途中駅から合流する乗客がいそうな場合は、あらかじめ車掌さんに声をかけておくと、最適なアドバイスをもらえる可能性もあります。
さらに、大声で騒いだり、音楽を流したりといった騒音トラブルにも注意。
向かい合わせだと、話が盛り上がりやすいぶん、どうしても声量が上がってしまいます。
自分たちだけのスペースだと思わず、新幹線という公共の乗り物であることを意識し、周囲の人にも配慮しながら楽しむのが理想です。
回転座席を使わない場合の快適な過ごし方
向かい合わせは確かに便利ですが、人によっては「周囲が気になってリラックスできない」「酔いやすい」「リクライニングを使いたい」などの理由で、敢えて回転させないこともあります。
たとえば3人グループなら、3人掛け(A・B・C席)を一列押さえて、全員が同じ方向を向くほうが楽だと感じる人も多いでしょう。
また、回転座席を使用しないなら、各自が自由にリクライニングを倒せるメリットがあります。
向かい合わせにするとリクライニングが制限されるのは前述のとおりで、「移動中はやっぱりゆったり寝たい」というニーズには向かいません。
同じ方向に座っていても、テーブルを使ってちょっとした会話や食事を楽しむくらいは十分に可能です。
さらに、グリーン車や特別席を選ぶという方法もあります。
車両によってはより広いシートピッチや個別のコンセントが整備されており、向かい合わせをしなくても快適な旅ができるケースは多々あります。
これらは予算との相談になりますが、「みんなでワイワイしたい」のか「休息重視で静かに過ごしたい」のか、旅行の目的によって座席スタイルを選ぶのも賢い方法です。
みんなの意見・反応
ここでは、新幹線をよく利用する読者やスタッフからの率直な意見を3件ご紹介します。
- 家族旅行派(30代・女性)
「子ども2人を連れて乗るので、向かい合わせは本当に助かります。 - 家族4人ならコンパクトに1つのボックス席にまとまり、子どもの相手をしやすいです。
- ただし、リクライニングできないのはちょっとつらいときもありますね」
- ビジネス出張派(40代・男性)
「平日ののぞみを利用していると、周囲に観光客のグループがいて向かい合わせに盛り上がっていることがあります。 - 正直、仕事のメールや資料を見ている時は少し気を遣いますが、マナーを守ってくれれば問題ないと思っています。
- 時々、あまりに騒がしいと車内全体が落ち着かなくなるので、その点だけ配慮いただけたら嬉しいですね」
- 学生旅行派(20代・大学生)
「サークルの仲間と6人で九州新幹線に乗りました。 - 2列分を一気に回転させたらちょうどボックス席2つできて、超盛り上がりました!写真もたくさん撮れたし、一緒にカードゲームもして楽しかったです。
- 途中駅から乗ってきた方には『座席回転してすみません』とひと声かけたので、トラブルは無かったですよ」
よくある質問(FAQ)
ここからは、新幹線の向かい合わせに関してよく寄せられる質問を5つピックアップし、それぞれお答えします。
新幹線の座席は自由席でも向かい合わせにできますか?
自由席でも、回転座席の構造は指定席と変わりありませんので、物理的には向かい合わせにできます。ただし、自由席は乗車率が高い場合が多く、途中駅で新たに乗ってくる方もいるため、安定してボックス席を確保するのは難しいことがあります。空いている時間帯や区間を狙えば、乗車直後に一気に座席を回転させる余裕もありますが、混雑してきたら相席になってしまう可能性が高いです。事前に「この区間は空いている」「この時間帯は比較的乗客が少ない」という情報を収集し、もし混雑が見込まれるなら指定席を予約したほうが確実かもしれません。いずれにしても、自由席で向かい合わせを楽しむ場合は、周囲に新たに乗車してくる乗客への配慮と臨機応変な対応が求められます。
コロナ禍で禁止されていた回転は現在は解禁されていますか?
正式に「新幹線の座席を回転してはいけない」という法令などはもともと存在していませんでした。ただし、コロナが流行した2020年~2022年頃にかけては、飛沫感染防止策としてJR各社が車内アナウンスやWebサイトで「座席の向かい合わせは控えてください」と呼びかけていた時期があったのも事実です。状況が落ち着いてきた2023年春以降、これらの呼びかけや注意喚起は一斉に取り下げられ、事実上“解禁”の状態になりました。現在(2025年時点)では、マスク着用や座席回転の自粛要請はなくなっていますが、車内では引き続き周囲への配慮や感染症対策を行うことが推奨されています。向かい合わせに限らず、大声での会話や飲み会のような騒ぎ方は周りに迷惑をかける恐れがあるため、エチケットを守りつつ楽しみましょう。
のぞみと他の新幹線では向かい合わせにできる席は違う?
基本的にはどの新幹線車両でも、多くの場合「回転座席」が標準装備されているため、物理的には向かい合わせにすることが可能です。のぞみ・ひかり・さくら・はやぶさなど、列車名による違いはあまりなく、現行のN700系やE5系などではほぼ全席が回転できます。ただし、「のぞみ」はビジネス利用が多く、車内が混雑しやすい時間帯(平日朝や夕方など)だと向かい合わせを作る余裕がないか、作っても周囲から煙たがられる可能性があります。一方で、観光需要の高い路線では比較的ボックス席を作りやすいという違いがあります。ですので「座席の構造」というよりは、「利用客の属性や混雑状況の違い」が向かい合わせのしやすさに影響する、と考えるといいでしょう。
3人席を向かい合わせにしても大丈夫?
3人掛けの席(A・B・C席)を前後2列で確保して、片方を回転させれば向かい合わせ自体は可能です。しかし4席ぶんのスペース(あるいは6席ぶん)を占有する形になるため、途中駅からの乗車で他の指定席の乗客が来た際に、相席をお願いしなければならないケースが出てきます。そうなると知らない人をボックス席に巻き込むことになり、相手にとっては居心地が悪いかもしれません。このような状況を避けるには、3人ならあらかじめ横並びで座る方法が無難です。もし空席が十分にあり、周りの乗客が少ない状況であれば、自己責任の範囲で向かい合わせにしても構いませんが、新しく乗ってくる方や清掃スタッフに配慮して、必要なときには原状回復する心づもりを持っておきましょう。
回転座席を戻さずに降車しても良いの?
厳密に「必ず元に戻さなければいけない」という規定は確認できませんでした。駅到着後には清掃スタッフが入るため、向きがバラバラでも最終的に整頓されることになります。ただ、マナーの観点からいうと、可能な範囲で元の向きに戻しておくのが望ましいです。次に乗る人が「なんでこんな風に向かい合わせのままなんだ?」と戸惑うこともあり、トラブル予防の意味でもすっきりさせておくのがおすすめです。さらに、回転させる途中でロックを解除したままだとシートが動きやすい状態になっている場合もあるため、安全面からみてもきちんと固定する方が理想的です。もし時間や余裕があれば「すみません、席を戻しますね」と言い合ってから降りる、という一言の気遣いがあると気持ちよく旅を終えられます。
まとめ:新幹線の向かい合わせを正しく活用しよう

最後に、この記事の要点をリストにまとめます。
- 向かい合わせは楽しいが、リクライニングは制限されがち
- コロナ禍で実質禁止状態だったが、現在は解禁されている
- 座席回転の操作は簡単だが、周囲への声かけとマナーが大切
- 3人や5人など人数が半端な場合は相席リスクも考慮
- 予約時に前後の席をまとめて取ればボックス席が作りやすい
- 「のぞみ」はビジネス利用が多く、周りへの配慮が一層必要
- 降車時には可能なら座席を元に戻しておくのがベター
新幹線には豊富な座席アレンジの自由度があるからこそ、グループ旅行や家族旅が一層思い出深いものになります。
ぜひ、回転座席を上手に使って向かい合わせを楽しんでみてください。とはいえ、気持ちよく利用するには周囲への配慮もセットで必要。
特にリクライニングや静かな車内を好む乗客に対しては、節度ある態度を心がけましょう。
この記事を参考に、新幹線旅行の快適度をグッとアップさせてもらえれば幸いです。
もし「もっと詳しく車両別の座席レイアウトを知りたい」「予約の取り方を事前にシミュレーションしたい」という方は、JR東海やJR東日本など各社公式サイトのシートマップや座席配置表を確認してみてください。
次回の新幹線旅行が、楽しく充実した移動時間となることを願っています。















