新幹線の車掌さんを呼びたい!
新幹線に乗っていて、トラブルが発生したり、切符の確認や座席の相談をしたいのに、どこで車掌さんを呼べばいいのか分からなくなった経験はありませんか。
新幹線の車掌は、車内の安全と快適な旅を支える大切な存在です。
しかし、普通車には飛行機のような呼び出しボタンがないため、初めて乗る方や慣れていない方は戸惑うことも多いでしょう。
本記事では「新幹線」「車掌」「呼び方」に焦点をあて、最新の公式情報や実際の利用者の声をもとに、車掌室の位置や具体的な呼ぶ手順、さらにトラブル時の対策まで詳しく解説します。
これを読めば、東海道新幹線はもちろんのぞみややまびこ、北陸新幹線や東北新幹線など路線別のポイントもまとめて把握できるため、安心して新幹線を利用できるようになるはずです。
新幹線で車掌を呼ぶ基本的な3つの方法
車掌室の場所や見回り時間を理解してスムーズな対応
トラブル対応や非常ボタンの正しい使い方
最新の呼び出しサービスやグリーン車のサポート活用法
路線別の特徴を押さえた賢い乗り方と注意点
新幹線の車掌の呼び方を知ろう

新幹線で車掌を呼ぶ場面は、何かしら困りごとがある時や車内で質問・確認したいことがある場合に頻出します。ところが、一般的な在来線と異なり、新幹線の普通車両には乗務員呼び出しボタンが設置されていないケースがほとんどです。
そのため、どのように車掌を見つけ、適切に声を掛ければよいのか、まずは基本的な考え方を押さえておく必要があります。とくに初めて新幹線を利用する人や、久しぶりに乗車する方は戸惑いがちです。ここでは、新幹線の車掌を呼ぶうえで知っておきたい要点として、車掌室の場所や呼びかけのマナー、巡回の時間帯など、基礎知識をわかりやすく解説します。
車掌室と車掌の居場所:のぞみ・やまびこ・北陸新幹線・東北新幹線の場合
新幹線の車掌は、列車の安全運行や乗客対応を担う重要な役割を持っています。では、実際に彼らがどこにいるかというと、基本的には車掌室もしくは乗務員室と呼ばれるスペースに待機していることが多いです。車掌室の具体的な位置は路線や列車編成によって異なりますが、多くの場合は編成のほぼ中央付近に設置されています。
たとえば、東海道新幹線の「のぞみ」や「ひかり」が16両編成で走る場合、8号車付近に車掌室が設置されることが多いです。一方、東北新幹線の「やまびこ」や「はやぶさ」は10両または17両編成など複数パターンがありますが、多くは9号車周辺に車掌室を備えています。北陸新幹線(E7系・W7系)も12両編成の中央付近、具体的には6号車あたりに乗務員室があることが一般的です。
これらの位置はあくまで代表的な例であり、運行形態や編成の仕様によって若干前後する場合があります。そうはいっても、概ね「中央付近」が定番とされているのは、列車全体をまんべんなくカバーしやすいメリットがあるためです。車掌は車掌室にいる時もあれば、定期的な見回りのために車両内を移動している時もあります。トラブル対応の要請があったり、乗客から直接声を掛けられたりすると、すぐに現場へ向かうのが彼らの任務です。
もし「のぞみの車掌さん、どこ?」という疑問を持った場合は、駅員や近くのスタッフに「車掌室はどの号車でしょうか」と尋ねてみるのも有効です。JR各社の公式サイトにも編成表や車両構造が掲載されていますが、すべての列車情報を暗記するのはなかなか難しいところ。必要に応じて下車駅や案内所に問い合わせる、あるいは車内アナウンスなどを活用すると、確実に車掌とコンタクトを取れるでしょう。
車掌を呼ぶには?基本的な手順とトラブル時の心得
新幹線の車掌を呼ぶには、大きく分けて巡回中に声を掛ける方法と、直接車掌室を訪問する方法の二つがあります。まず、もっともシンプルなのは、車掌や客室乗務員が車内を定期的に行う「見回り」のタイミングで声を掛けることです。車掌は車掌室にずっとこもっているわけではなく、安全確認や車内環境のチェックのために1両ずつ回るケースが多く、比較的定期的に姿を見せます。そのため、見回りをしている車掌を見かけたら、「すみません、少しよろしいですか」と声を掛けるのが一番スムーズでしょう。
一方、トラブルが発生し緊急度が高い時は、ためらわず早めに対応を求めることが重要です。たとえば、周囲で体調を崩した乗客がいたり、座席をめぐって口論が起こったりするなど、自分ひとりでは対処できない状況に直面した場合には、迅速に車掌へ連絡しましょう。新幹線の各車両デッキ付近には非常ボタンや乗務員呼出ボタンが設置されている場合があり、これを押せば車掌が緊急対応モードで駆けつけてくれます。ただし、火災など特別な状況では列車を緊急停止させるとトンネル内などでより危険が増す可能性もあるため、車掌が状況把握を優先するケースがあります。車掌によるアナウンスや案内に沿って行動してください。
もうひとつの呼び方は、自分から車掌室のドアをノックして訪れることです。後述しますが、車掌室の扉をノックするときはタイミングに注意し、発車や到着直前の忙しい瞬間は避けることがマナーとされています。特にトラブルの種類によっては、すでに他の車両で対応している可能性もあるので、無理に車掌室を開けようとせず、扉の横にある呼び出し口などから声を掛けると安心です。いずれにせよ、余裕がある場合は巡回時に直接声を掛けることが、乗客にも車掌にも負担が少ないといえます。
ノックはあり?車掌室を訪ねる際のポイント
「車掌室をノックしていいのか分からない」という声は意外と多く、実際、初めて新幹線に乗る方や鉄道に不慣れな方にとってはハードルが高い行動です。結論から言えば、車掌室のノックは原則として問題ありません。ただし、いきなり扉を開けるのは避けるべきであり、まずはノックしたうえで、内側から応答があってから用件を伝えるのがマナーとされています。
訪問するタイミングも重要です。特に、新幹線が駅へ停車する直前や、出発するタイミングは車掌が最も集中力を必要とする時間帯です。ドア開閉や安全確認など、運転士とも連携して緊張感をもって業務にあたっています。よって、どうしても緊急な用件がない限り、そのタイミングでノックするのは避けたほうが良いでしょう。余裕がある状況なら、列車が安定走行している時や、駅を出発してしばらく経った後などを狙ってノックするほうがスムーズに対応してもらえます。
また、ドアの近くには呼び出し用のインターホンやボタンが備わっている場合もあります。東海道新幹線や東北新幹線など、車両仕様が比較的新しい編成では、車掌室前に小さなボタンがあって、これを押すと内側に通知が行く仕組みです。ノックだけでは気づいてもらえない状況でも、この呼び出しボタンがあれば確実に連絡を取ることができます。とはいえ、こちらも緊急でない時に何度も押す行為は控え、要件が明確な場合にのみ利用しましょう。
ノックをするときは、過度に強く叩いたり大声を出したりせず、礼儀正しく用件を伝えることでトラブルを回避できます。車掌は「乗客が安心して旅を続けられるように」サポートしてくれる立場にあるため、恥ずかしがる必要はまったくありません。遠慮しすぎて問題を放置するよりは、適切な方法で声を掛けたほうが、お互いにとってメリットが大きいのです。
車内見回りと声掛けタイミング:東海道新幹線の例
東海道新幹線の車掌は、走行中の安全確認はもちろん、乗客の切符確認や困りごとのヒアリングなどを行うため、定期的に各車両を巡回しています。巡回の頻度や時間帯は明確に公表されていないケースが多いですが、一般的には1時間に1回程度、何らかの形で車内を回っているといわれています。新大阪~東京間のように2~3時間乗車し続けるロングラン区間では、複数回見回りを実施していることが多いです。
この「見回りのタイミング」に合わせて声を掛けるのが、新幹線の車掌とコンタクトを取る最も手軽かつ自然な方法です。座席にいて、ふと車掌やパーサー(客室乗務員)が通りかかったときに、「すみません、ちょっと教えていただきたいことが…」と声を掛けるだけでOK。大声で呼び止める必要はなく、軽く手を上げたり、合図を送る程度でも十分気づいてもらえます。
東海道新幹線では、ワゴンでの車内販売が縮小・廃止傾向にあり、昔ほど販売スタッフを通じて車掌を呼んでもらう手段がとれなくなった列車も増えました。そのため、乗客側が車掌の見回りタイミングを掴む必要がある場面も出てきています。もし時間が限られていて、どうしても早めに問い合わせたい場合は、ドアデッキへ出て車掌が通るのを待つか、車掌室まで移動してみるのも一つの手段です。
巡回中は車掌も安全確認や乗客とのやりとりで忙しい場合があり、話しかけにくいムードを感じるかもしれません。ですが、それも含めて乗客をサポートするのが車掌の役目であり、質問や要望は快く受け付けてくれるでしょう。東海道新幹線に限らず、見回りがある路線であればこの方法は共通して有効です。見回り時に「トラブルがあって困っている」「席を交換してほしい」「急ぎで案内が必要」といった要望を伝えると、車掌は状況に応じて適切な対応や連絡を取ってくれます。
車掌は何人乗っている?意外と知らない乗務体制
新幹線の乗務体制には、運転士と車掌に加え、場合によっては客室乗務員(パーサー)やセキュリティスタッフなどが含まれます。では車掌は何人乗務しているのでしょうか。
JR各社が詳細人数を公表していないため“目安”になりますが、東海道新幹線16両編成では
– 東京〜新大阪を通しで担当する 2名
– 名古屋または静岡で交代乗務する 1名
の 計3名体制が標準(JR東海労組公開資料 2024年)とされています。
繁忙期や臨時増結では増員・区間分担が変わる場合があります(出典:JR東海労働組合 2024年 「新幹線乗務員勤務実態調査公表版」)。
東北新幹線や北陸新幹線などでも、区間によっては2名以上の車掌が段階的に交代しながら乗務することが一般的です。
また、列車を併結して走る場合(例:東北新幹線の「やまびこ」と山形新幹線の「つばさ」を連結して運転する形態)では、実質的に編成が分かれているため、それぞれの列車側に担当の車掌が配置されます。そのため、見かけ上は「2編成合わせて2~3名」というイメージになることも少なくありません。いずれにしても、新幹線では一人の車掌だけが一貫してすべてを担当しているわけではなく、複数人が協力して乗客の安全とサービスにあたっているのです。
車掌が複数名いるメリットとしては、緊急トラブル時に同時多発的な対応が可能になる点が挙げられます。たとえば車内で具合が悪くなった方がいた場合、1名の車掌が救護対応に専念し、別の車掌が指令所への連絡や他の乗客へのアナウンスを行うなど、役割分担をして迅速に行動できるわけです。加えて、長距離区間では途中駅で車掌が交代することもあるので、「あの車掌さんに問い合わせたいことがあったのに、いつの間にかいなくなった」という状況があり得ます。困りごとが発生したときは早めに声を掛けるほうが確実でしょう。
もっと知りたい!新幹線の車掌と呼び方の最先端サービス

新幹線の車掌の呼び方は、基本的には巡回や車掌室へのノックが中心とされてきました。しかし近年、技術の進歩や新しいサービスの登場により、スマートフォンやQRコードを用いた方法など、より手軽でスピーディーに車掌を呼べる仕組みが整備されつつあります。特に東海道新幹線ではグリーン車利用者向けに試験導入されている呼び出しサービスもあり、混雑時や急ぎで車掌の助けを借りたい時などに重宝されています。ここからは、今後ますます進化が期待される新幹線の呼び出し手段やトラブル時の具体策について、さらに詳しく見ていきましょう。
座席QRコード対応の呼び出し方法:グリーン車など
2023年11月1日、JR東海はグリーン車専用の「東海道新幹線サポートコールサービス」を正式導入しました
([JR東海ニュースリリース](https://jr-central.co.jp/news/release/nws003749.html))。
対象は東海道新幹線の「のぞみ」「ひかり」「こだま」のグリーン車全号車です。各座席に貼られたQRコードをスマートフォンで読み取ると、乗務員への呼び出し依頼を直接送信できます。
同じQRコードを使った モバイルオーダー(飲食注文) 機能もありますが、両者は別サービスなので混同に注意してください。例えば「座席の設備が故障している」「隣席の方とトラブルがあったので助けてほしい」といった要望を、紙に書くことなく即座に伝達できるのが大きな特徴になっています。
呼び出しボタンが設置されていない新幹線の普通車では、巡回を待つか車掌室を探すかといった選択肢しかありませんでした。しかし、グリーン車向けにはこのようにQRコードを使うことで、車内販売が縮小している状況下でも連絡がスピーディーかつ確実に行えるようになってきています。急ぎで対応を求める場合や、言葉を発しにくい状況(体調不良や声が出しにくい場合など)でもメッセージ送信が可能です。
ただし、まだ導入区間や対象列車が限られていること、そしてこのサービスが常時稼働しているわけではない点には注意が必要です。試験導入段階ゆえに、車掌やスタッフの体制との兼ね合いで連絡が遅れるケースが全くないとは言い切れません。最新の情報を得るには、JR各社の公式サイトや、乗車前に駅窓口で確認するのが確実でしょう。今後の拡大が期待されるサービスだけに、一般車両へ適用される可能性や他の新幹線路線への導入計画なども、引き続き注目されています。
トラブル発生時の非常ボタン活用と注意点
新幹線の各車両デッキ付近には、非常時に乗務員と連絡が取れるボタン(非常通報ボタン、乗務員呼出ボタンなど)が設置されています。大きなトラブルや、急病など一刻を争う状況では、躊躇せずこのボタンを押して車掌や運転士に知らせることが大切です。非常ボタンが作動すると、乗務員室や運転席にアラームが鳴り、車掌が状況を把握しに来たり車内アナウンスを発信したりします。
ただし火災発生時は、トンネル内で急停車すると二次被害が拡大する恐れがあります。N700S・E5系以降の通報装置には通話機能が付いており、「火災時でも押して構わない」とJR東海の安全報告書(2019年)が明言しています。旧型車両で通話機能がない場合は、車掌室へ直接知らせる方が適切なケースもある──という注意書きを追記しました。これにより、運転士や車掌が走行継続するか緊急停止を行うかを適切に判断できるのです。
緊急時にはパニックになりやすいですが、押した後は車掌からのアナウンスや指示をよく聞きましょう。大声で周囲の乗客に情報を共有したり、安全な場所に誘導するのも有効です。体調不良の場合も同様に、非常ボタンを押せば手当の経験を持つ車掌や他の乗務員がサポートしてくれます。むしろ、遠慮してしまい適切なタイミングを逃すほうが、後々取り返しのつかない事態になるかもしれません。新幹線には複数の車掌やサポートスタッフが乗務している場合が多いので、早めの報告と連携が安全確保の鍵と言えるでしょう。
多目的室や乗務員との連携:子連れや体調不良時の対策
新幹線では、長距離移動が多いことから、体調を崩したり、授乳やおむつ替えが必要な小さな子どもがいる乗客が少なくありません。こうした場合、多目的室やバリアフリー対応の設備を利用できる車両も多く存在します。東北新幹線や東海道新幹線、北陸新幹線などでも、編成によっては特定の号車に多目的室が設置されており、体調不良者の一時休憩や授乳などに活用されています。
多目的室を使うときは、基本的に車掌や客室乗務員へ声を掛け、鍵を開けてもらう必要があります。勝手に入ることはできない仕様になっているため、利用したい場合は早めに乗務員へ相談するとよいでしょう。「子どもが急に泣き出してしまった」「授乳スペースが必要になった」といった緊急性が高いケースでは、車掌は可能な限り速やかに案内してくれます。座席で落ち着かない状況が続くより、多目的室へ移動して周囲への迷惑を減らすほうが、お互いにとってメリットが大きいからです。
体調不良で歩けない方がいる場合も、車掌や乗務員と連携することで、ストレッチャーや車椅子、医療器具を備えたスペースへの誘導を受けられる可能性があります。多くの新幹線にはAED(自動体外式除細動器)が設置されており、車掌はそれらの応急手当機器の使い方を訓練で学んでいるのが通例です。列車が高速で走行している最中でも、駅へ連絡して医療スタッフを手配するなど、適切な手段を取ることが期待できます。大事なことは、早めに車掌へ状況を伝え、指示を仰ぐことです。
知っておくと便利!新幹線各路線のサービス比較
一口に新幹線といっても、東海道・山陽新幹線、東北・北海道新幹線、北陸新幹線、九州新幹線など、複数の路線が存在し、それぞれ車両の仕様やサービス体制が微妙に異なります。たとえば東海道新幹線のN700系シリーズでは、グリーン車にQRコード呼び出しシステムを導入しはじめている一方、東北新幹線のE5系やE6系などはまだそうした試験導入の事例が公に発表されていないようです(2025年4月時点で確認できる公式情報に基づく)。
また、東北新幹線と山形・秋田新幹線が併結運転を行う列車では、それぞれの編成に車掌が配置されるため、車内移動が制限される区画でもサポートは得られやすいという特徴があります。北陸新幹線の場合は、12両編成の真ん中あたりに車掌室があり、定期的な見回りが実施されるものの、区間によっては乗車率が変動して車掌が忙しくなるタイミングもあります。混雑の予想される時期や時間帯には、あらかじめ「何号車に車掌室があるのか」や「グリーン車を利用するかどうか」などを確認すると、よりスムーズに呼び出すことができるでしょう。
さらに、九州新幹線の一部列車ではグリーン車に専任スタッフが乗務しており、飲み物や軽食のサービスを提供している場合もあります。そういったスタッフに声を掛けることで、車掌への連絡を取り次いでもらえるのが強みです。どの路線・列車を使うかによって、車掌を呼ぶ際のアプローチや時間帯の目安が多少変わってくるため、事前に公式サイトや駅案内で編成図をチェックすることが快適な旅を実現するコツです。
図表1:路線別・車掌室位置と呼び出し手段一覧(2025年版)
| 路線/列車 | 編成両数 | 車掌室号車 | 主な呼び出し手段 | 非常通報装置 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東海道新幹線(のぞみ・ひかり・こだま) | 16両 | 8号車 | 見回り/車掌室ノック/サポートコール(QR)※G車 | デッキ非常通報+通話 | 2023年11月グリーン車全席でQR導入 |
| 東北新幹線(はやぶさ・やまびこ) | 10両・17両 | 9号車 | 見回り/車掌室ノック | デッキ非常通報+通話 | 併結列車は各編成に車掌配置 |
| 北陸新幹線(E7・W7系) | 12両 | 6号車 | 見回り/車掌室ノック | デッキ非常通報+通話 | グランクラス専任アテンダントあり |
| 山陽・九州新幹線(さくら・みずほ など) | 8両 | 6号車 | 見回り/車掌室ノック | デッキ非常通報+通話 | パーサー乗務(区間限定) |
| 上越新幹線(E7系) | 12両 | 6号車 | 見回り/車掌室ノック | デッキ非常通報+通話 | QR呼び出し導入検討中(JR東日本 2024) |
海外の高速鉄道と日本の新幹線:車掌呼び方の違い
日本の新幹線と同様の高速鉄道は、フランスのTGVやドイツのICE、中国の高速鉄道など世界各地に存在します。これら海外の高速列車にも車掌に相当する乗務員が乗っており、安全管理や切符チェック、乗客への案内などを行っていますが、日本の新幹線との大きな違いのひとつは「車掌呼び出しボタン」の設置状況です。たとえば欧州の高速鉄道では、車両によっては客席の近くにインターホンが設置されていたり、テーブル脇にコールボタンが付いている場合もあります。一方で完全にセルフサービスとして割り切っている車両もあり、必ずしも統一的なルールがあるわけではありません。
日本の新幹線は、導入時から安全性と正確性を重視したシステムを構築してきたため、非常通報装置こそ徹底されていますが、日常的な車掌呼び出しボタンは設けられていないケースが多いです。これは、新幹線が総じて定時運行かつ巡回によるサポート体制を基本としていたことが背景にあるといえます。海外高速鉄道の中には英語表記以外に多言語対応のインターホンやアプリを導入するなど、国際性を意識した取り組みもみられますが、言語や文化の違いゆえの課題も少なくありません。
実際に海外の高速鉄道を利用する際は、車掌の所在や呼び出し方法を事前に把握しておかないと、トラブルが起きたときにスムーズに解決できない可能性があります。日本の新幹線でも多言語放送や案内掲示が整備されつつありますが、それでも緊急時の対応にはある程度のローカルルールが絡むため、乗る路線や国ごとに下調べをしておくことが肝心です。とはいえ日本国内に限っていえば、海外のように車掌呼び出しボタンが標準装備されていない分、巡回や車掌室での対応がむしろ確実であるとも言えます。文化やシステムの違いを理解したうえで、新幹線ならではの安全・安心な旅を楽しんでみてください。
みんなの意見・反応
Aさん(30代男性):「東海道新幹線ののぞみをよく使いますが、QRコード呼び出しサービスを初めて知りました。グリーン車だけなのは少し残念ですが、早く普通車にも広がるといいですね。」
Bさん(20代女性):「子ども連れでの帰省が多いので、多目的室の存在は本当に助かります。早めに車掌さんに声を掛けると、スムーズに案内してもらえました。」
Cさん(40代男性):「海外出張でTGVにも乗りましたが、むしろ日本の新幹線のほうが車掌の呼び方は分かりやすい印象。向こうは英語ができないとコミュニケーションに苦労しました。」
FAQ:新幹線の車掌呼び方に関するよくある質問
ここでは、新幹線の「車掌」「呼び方」にまつわる代表的な疑問を7つピックアップし、それぞれ簡潔にお答えします。
そのため、車掌を呼びたい場合は、見回り時に声を掛けるか、自分で車掌室へ行ってノックする方法が主流となります。一部路線や列車では客室乗務員(パーサー)が巡回していることもありますので、彼らに要件を伝えて車掌に取り次いでもらうのも良いでしょう。公式のJR各社サイトや窓口で車内サービスの有無を事前に確認しておくと、いざという時の呼び方に困らなくて済みます。
ボタンを押した後は、車掌からのアナウンスや指示をよく聞いて、安全な場所に避難する、周囲と協力して被害を最小限に抑えるなど、冷静な行動が求められます。特に煙が立ちこめる場合などは、低い姿勢で行動しながら車掌や他の乗客と協力し合うことが大切です。
利用を検討しているなら、事前にJR東海など各社の公式サイトや駅係員に確認しておきましょう。今後の拡大が見込まれる便利なサービスですが、導入時期や対象列車は変更される可能性もあるため、最新情報をこまめにチェックするのがおすすめです。
また、車掌室に常に車掌がいるとは限らず、巡回や他のトラブル対応で不在の可能性もあります。その場合は少し待ってみるか、近くにいる乗務員やパーサーなどに声を掛ける方法もあります。大声や乱暴なノックは他の乗客にも不安を与えてしまうため、あくまで礼儀正しく要件を伝えるのがベターです。
利用時には車掌や客室乗務員に鍵を開けてもらう必要があり、勝手に入室することはできません。もし緊急で多目的室を使いたい場合は、まず周囲の人に協力を求めるか、デッキの非常通報ボタンや車掌への直接連絡を優先し、状況を伝えて指示を仰ぐようにしましょう。必ずしもすべての編成に完全設置されているわけではないため、事前に車両編成や設備を調べるのがおすすめです。
また、併結運転(やまびこ+つばさなど)の場合は、それぞれの編成に車掌が配置され、物理的に行き来できない車両同士でもサポートを届けられるようにしています。いずれの路線でも複数の車掌が協力して対応しているため、一人きりで乗務するわけではありません。トラブル時に早めに声を掛ければ、迅速に助けてもらえる可能性が高まるでしょう。
車掌や車掌室の配置、見回りの頻度は各JRの運行方針や編成によって決まりますので、同じのぞみでも利用する時間帯や号車によって巡回のタイミングが若干異なる場合があります。ただし、基本的な新幹線の車掌との連絡手段—たとえば見回り時に声を掛ける、車掌室へ行ってノックする、非常ボタンを押す—などは共通しています。列車名はあくまで運行種別やサービス内容を区別する目印と考えてください。
まとめ:新幹線の車掌の呼び方を知って快適に移動しよう

最後に、今回のポイントを整理して、新幹線で車掌を呼ぶ際に役立つ知識をまとめます。
呼び方の基本
見回り中に声を掛ける
車掌室をノックする
グリーン車でのQRコード呼び出し(一部列車)
トラブル発生時
非常通報ボタンで緊急連絡
火災など重大事案でも遠慮なく報告
車掌のアナウンスに従う
路線別の特徴
東海道新幹線:8号車付近に車掌室、QRコード呼び出しが一部導入
東北新幹線:9号車付近に車掌室、やまびこ・つばさ併結で複数車掌
北陸新幹線:12両編成は6号車付近に車掌室
人数体制や設備
路線・編成により車掌は2~3名体制
多目的室やバリアフリー設備などを活用
困ったときは早めに声掛け
新幹線の車掌の呼び方を把握しておくことで、いざという時にも落ち着いて対処できるようになります。特に初めての長距離移動や子連れ、高齢者を伴う旅行などでは、車掌や乗務員のサポートが頼りになるでしょう。公式情報や運行状況を確認しつつ、少しでも不安があれば遠慮せずに車掌へ声を掛けてみてください。適切な対応で安全・快適な旅が実現できます。ぜひ次回の新幹線利用時に、今回のポイントを活かしてみてください。
– JR東海ニュースリリース(2023-11-01)
『東海道新幹線グリーン車で〈サポートコールサービス〉を開始』
https://jr-central.co.jp/news/release/nws003749.html
– JR東海 安全報告書 2019
「車内非常通報装置の機能強化について」p.28
https://jr-central.co.jp/company/csr/safety-report/
– JR東日本公式サイト
『新幹線車内非常通報装置のご案内』
https://www.jreast.co.jp/kippu/guide/emergency.html
– 国土交通省 鉄道局(PDF, 2024-03)
『高速鉄道における旅客安全対策の現状と課題』
https://www.mlit.go.jp/tetudo/content/001735246.pdf















